「幸福な食卓」観てきました。ついでに・・・
2007年 02月 11日
http://ko-fuku.jp/pc/
以下抜粋
「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」―――。
成績はいつも学校で一番だった「直ちゃん」は大学進学を辞めて農業をやり、「母さん」は家を出て一人暮らしを始めます。それでも「父さん」と「母さん」は日々連絡を取り合っているし、毎朝の食卓は健在。そんな危ういながらも淡々と続く家族の日常に、新たな波紋を投げかけた「父さん」の一言。いったい、どうなってしまうんだろう?
原作も買ってみました。
僕の大好きなMr.Childrenが感銘を受けて、『くるみ』を録りなおしたので、ぜひ観てみたいと思っていたので、札幌にいる間に観てきました。
ネタばらしもあるので、後はみたい人だけ読んでくださいね。
北乃きいかわいかった・・・
まぁそれはいいとして、面白かったです。
ほんわかな気持ちをいただきました。
そして、家族ってどんなんだったかなぁって、不思議に思いました。
しばらく一緒に生活していないから、ちょっと思い出しがたいなぁ。
近くにいる人だけがわかることもあって、近くにいる人だから見えないものもあって。
けど、見えないながらに思いやって過ごしている。
家族の中にある『役割』
この作品はその『役割』という「コトバ」、をつかっても、それがどうあるべきかは伝えていないです。
逆に、それが「自分の家庭なら」「自分たちなら」って、考えるゆとりを生んでいるのかなぁ。
原作を読みながら、そんなことを考えました。
自分も実家を出る時に、「おにぃちゃん」を放棄したいなって思っていたからなぁ。
“おにぃちゃんらしくない”って、よく色んな人にいわれるけど。
自分なりの「おにぃちゃん像」があって、それに歪みを感じていて・・・
なぁんて思っていた、思春期な自分を今は笑えるけど。
この映画で、一番共感がもてたのは直ちゃんだなぁ。
って、直ちゃんみたいにすごい人間じゃないけど。
「真剣ささえ捨てることが出来たら、困難は軽減できたのに」
「けど、この方法は間違っていると思う」
そして、一緒にいる家族は気づかなくても、たった1ヶ月の恋人にはわかる彼の心のひずみ。
人によってこのコトバは受け取り方が違うと思うけど、面白い表現だなって思いました。
なんか、この作品って、考えさせられるなぁって思いました。
原作を見て、より強くそう思ったんだけど、「スペースが広い」というか。
最後に。単純な僕が大好きな、一番いいと思った言葉。
「すごいだろ?気づかないところで中原っていろいろ守られてるってこと」
家族でも友達でも、たった一回しか会わない人であっても、色んな人が自分を支えてくれていて。
普段はあんまり気がつかないけど、色んな人に感謝の気持ちを忘れないようにしたいなぁ。
さて。怒涛の一週間を終えて、明日は祝日。
今日は自分もココロを癒す一日にしようともう一冊小説を購入。
「失われた町」です。
なんかこの頃テレビでよく特集されていて、気になっていたんだよねぇ。
たまには大好きな音楽を聴きながら、リフレッシュしようっと。
by yamage1999
| 2007-02-11 22:18
| ライフログ